【図解】日本人出国者数、2022年は277万人、2019年比では2割未満(直近10年の推移グラフ付き)

日本政府観光局(JNTO)によると、2022年の年間の日本人出国者数(推計値)は277万1700人となった。2021年の51万2244人からは5倍に増加したが、2000万人に達した2019年比では86.2%減。

2022年は、4月に感染症危険情報が「レベル2」に引き下げられ、海外ツアー販売が再開。同10月には1日の入国者数の上限撤廃など、段階的な水際対策の緩和によって徐々に海外渡航の障壁が引き下げられたが、まだまだ本格回復には程遠い状況だ。

2022年12月単月では43万2100人で、年間の単月で最多となった。2019年(171万人)比では74.8%減だった。

航空データOAG社のデータで日本発の国際線実績をみると、2022年12月に国内主要6空港(成田、関空、羽田、福岡、中部、札幌)から出発した国際線は、便数が前年比258.2%増の1万721便、提供座席数が245.1%増の253万4159席で、大幅に増加している。

日本人出国者数の月次推移は以下のとおり。

※本グラフはコピー&ペーストで自由に転載可

直近10年の日本人出国者数の推移は以下のとおり。

※本グラフはコピー&ペーストで自由に転載可

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…