旅行予約「atta(あった)」が破産、新型コロナで打撃、負債総額は1億3000万円

東京商工リサーチによると、ビッグデータとAI活用の旅行サービスを手がけていたatta(資本金2億9801万4232円)が2023年4月5日、東京地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は約1億3000万円。

attaは2018年3月設立で、宿泊予約の支援をおこなうウェブサイト、アプリの開発と運営を手がけ、リアルタイムビッグデータを活用した宿泊料金の予測と、予約サイト間の料金比較などを可能にしたアプリサービスを提供していた。

東京商工リサーチの調べでは、新型コロナウイルス感染拡大で宿泊予約が落ち込むなか、2022年春から自社アプリで直接宿泊予約が申し込めるサービスを開始したものの、システム構築にあたる人員雇用など先行投資にかかる負担が経営を圧迫。2023年に入り本社から退去していた。

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