JR3社、新幹線のネット予約に加えタビナカ旅行商品の予約も、ツアーでは乗車直前の変更を可能に

JR東海、JR西日本およびJR九州は、東海道・山陽・九州新幹線のネット予約&チケットレス乗車サービスであるEXサービスについて、「EX-Maas(仮称)」として新たなサービス内容を発表した。開始日は後日発表される。

まず、チケットレスで乗車日当日まで新幹線を変更可能な旅行商品を設定。旅行商品でも新幹線をチケットレス乗車可能とするとともに、乗車直前まで変更できるようにする。オンライン予約「エクスプレス予約」および「スマートEX」と同様の利用と乗車が可能になるもので、同社によると、乗車直前まで新幹線の列車変更できる旅行商品は国内初となる。

また、「EXサービス」のアプリや予約完了の画面から、新幹線予約内容にもとづき、出張の空き時間などに旅先で楽しめる観光プランやホテルなどのおすすめ情報を提供。新幹線に加えて、宿泊施設や観光プラン、レンタカーなどの予約・決済が「EXサービス」サイト内で完結できるようになる。

さらに、「エクスプレス予約」および「スマートEX」で、指定席の発売を最大1年前からとする。

東海道・山陽・九州新幹線のネット予約、チケットレス乗車サービスであるEXサービス(「エクスプレス予約」と「スマートEX」)は、の登録者数は1000万人(2022年末時点)。

新幹線予約後にタビナカ商品を提案、予約から決済まで

具体的には、新たに新幹線と宿泊施設などがセットになったアプリやサイトで「EX旅パック」を提供。多くの列車および宿泊施設の中から、自由に組み合わせる「EXダイナミックパック」と、テーマ性を持った観光コンテンツや宿泊施設を新幹線とのパッケージで予約できる「EXこだわりツアー」を用意する。「EX旅パック」は、ジェイアール東海ツアーズ、日本旅行が主催するパッケージツアー(募集型企画旅行商品)として販売。サイト上で出発直前まで、列車や座席の変更を可能とする。

また、「EX旅先予約」では、EXアプリやサイトから宿泊施設、観光プラン、レンタカー、観光タクシーなどタビナカの各コンテンツを提供。新幹線の予約後に、タビナカ商品を予約することが可能で、決済はEXービスに登録済のクレジットカードで一部除き完結できる。サービスを2023年秋から始める。

新幹線の1年前予約については、仮の運行ダイヤから希望の列車を選んだ後、乗車日の1か月前に列車番号、発着時刻、座席番号が確定し、通知される。

報道資料より

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