日新、子会社「日中平和観光」が8月末で事業停止、コロナで業績悪化、半世紀以上の歴史に幕

日新は、連結子会社である日中平和観光の事業活動を2021年8月末で停止すると発表した。4月21日に開催した取締役会で決議した。

日中平和観光は中国専業旅行社として1964年に設立されたが、新型コロナウイルス感染症に取り巻く旅行事業環境急変で業績が大幅に悪化。今後の事業回復時期が見通せず、グループ体制見直しの一環として事業停止を決定した。2020年3月期の売上高は32億9146万円で、営業損失3792万円、最終赤字4098万円に陥っていた。

今後、日中平和観光で取り扱っていた業務は、グループ内で引き継ぐ。事業停止がグループの業績に与える影響は軽微だという。

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