ニールセン デジタルは、ニールセン・デジタルコンテンツ視聴率(Nielsen Digital Content Ratings)の月別レポートをもとに、旅行予約サイトの利用状況を明らかにした。
それによると、主にホテルなどの予約を行う「旅行予約サイト」の2022年4~6月の利用者数は、前年と比べて大きく増加していることが分かった。上位5社はすべて前年同期と比較して1.5倍以上の増加。トップはJalan.net(じゃらんnet)で前年同期比171%の1368万人。ついで、楽天トラベルが同155%の1068万人、一休.comが同260%の415万人、ブッキング・ドットコムが同201%の323万人、JTBが同206%の317万人。
利用者数上位5サービスのGRP(延べ視聴率)を見ると、3月以降増加傾向にあり、春休みやGWの旅行シーズンが過ぎた6月に最も高くなり、利用の少なかった1~2月平均と比べると、4~6月の平均GRPは2倍以上に拡大した。
また、年代別のGRPのトレンドを見ると、どの年代でも3月以降増加傾向にあり、1~2月平均と比べ4~6月平均はすべての年代で2倍以上に拡大。特に18~34歳で増加率が高く、4~6月平均が1-2月の約3倍となった。