JTB、アジアのZ世代狙った北海道誘致キャンペーン、会員登録でファンづくり、タビナカ優待など提供

JTBは2023年10月から、アジア向けインバウンドマーケティングを手がけるFun Japan Communications(FJC)と共同で、ジェイシービー(JCB)と連携した北海道への誘客キャンペーンを開始した。東アジア、東南アジアからの訪日客を対象に、JCBカード保有者を中心に北海道ならではの体験コンテンツや優待を用意。訪問者の拡大と継続的なファン作りを目指す。今後は他エリアへの拡大も検討する。

「北海道ふるさとキャンペーン」として、主にアジアのZ世代やミレニアル世代をターゲットに訴求する。FJCがキャンペーンプラットフォームを構築し、JTBの北海道事業部がキャンペーン参加施設を募集、JTBのエリアソリューション事業部が運営する体験アクティビティの予約システム「JTB BÓKUN」を通した商品登録を推進する。

参加者コミュニティ「北海道ふるさと会員」の年会費は無料で、関心ある地域のコミュニティにオンライン登録した人に対し、タビマエ、タビナカ、タビアトのさまざまな場面での優待を提供する。帰国後も各種名産品などのオンライン販売、自国でも参加できるオンラインイベントを紹介する。JCBカードホルダー向けのキャンペーン「The heart of HOKKAIDO」とも連携し、優待情報などを提供する。

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