企業のブランド価値を分析するブランド・ファイナンス社は、世界トップ50航空会社の最新ブランド価値を試算し発表した。それによると、2021年の総ブランド価値は2020年の1086億ドル(約12兆円)から729億ドル(約8兆円)に減少した。
2021年のトップはデルタ航空で58億ドル(約6400億円)。アメリン航空の53億ドル(約5800億円)、ユナイテッド航空の50億ドル(約5500億円が続き、トップ3に変化はなかった。また、新たにトップ50には、サウジ航空(39位)、ジェットスター(49位)、アビアンカ航空(50位)が入った。
日系航空会社では、JALが昨年の12位から14位に、ANAが13位から17位に順位を落とした。
ANAは、ブランド・ファイナンスのブランド力指標では、BSI(Brand Strength Index)スコアが100点満点中83.4点で、トリプルAマイナスの格付けとなり、この分野で5位となった。なお、1位は89.5点のアエロフロート航空。
※ドル円換算は1ドル110円でトラベルボイス編集部が算出