調査・統計・マーケティング
国内外の観光に関わる調査・統計・マーケティングの最新情報をお届けします。
オーバーツーリズム度の指数化を試みてみた、現地報道をデータ化し、地元感情と観光客数の相関関係の分析で ―スキフト・リサーチ【外電】
米・観光専門ニュースメディア「スキフト」が、地元誌の記事分析によるオーバーツーリズム度の指標化を実施。アイスランドでの事例を紹介。
京都嵐山「オーバーツーリズム」対策の実証事業、混み具合の表示で分散化の結果に、訪問時間・場所の変更も顕著
京都市が昨年紅葉時期の嵐山地域で実施した観光需要分散化の実証事業の結果をまとめた。Wi-Fiデータから観光快適度を表示する「嵐山快適観光ナビ」を見た人の約5割が混雑している時間をずらして訪問する結果に。
日本人の海外旅行の目的トップは「リラックス」、米国人は「冒険心」、「世界遺産」は中国などでトップ10圏外に ―じゃらん調査
じゃらんリサーチセンターが調査した「海外旅行における日本と外国人の目的の違い」によると、日本人が海外旅行をする目的の上位は「リラックスしたい」(12.3%)が最多。アメリカ人は「冒険心を満たしたい」(10.8%)が1に。
沖縄県のホテル稼働率が2年連続で8割超、客室単価も上昇、宿泊特化型ホテルが好調
沖縄のホテルが高稼働を持続。客室単価や売り上げも増加傾向。新規開業が相次ぐ中で、既存ホテルで「運営効率化」を目的とする改装が増加。
京都府の宿泊施設の経営で収入高が2極化、規模による違いが鮮明に、収入高ランキング1位はJR系 -帝国データ
帝国データバンクが京都府内のホテル・旅館の経営状況の調査結果を発表。売上高は増加続くも、経営規模で2極化が鮮明に。
夏のボーナス予測2019、ひとり当たり支給額は増加基調、消費押し上げ効果は限定的 -みずほ総所
みずほ総合研究所は今夏のボーナスが増加するとの予想を発表。公務員は支給額が4%増、民間企業は微増。
自宅近くの宿泊施設に泊まる「ステイケーション」、実際に行ったことがある人は16%、日本では低い知名度
エクスペディア・ジャパンの調査で「ステイケーション」を知っている人はわずか8%。同社は「まだGW旅行を計画していない人も気軽に過ごせておすすめ」とコメントしている。
九州を訪れる訪日客のネット利用調査、欧米豪は公衆無線LAN、訪日前に自国で手配が6割に
九州観光推進機構がインバウンド対象のネット環境を調査。国・地域によってモバイルルーター、無線LANなど違いが明らかに。
九州新幹線・鹿児島駅、NHK大河ドラマ「西郷どん」反動で利用者減少、一方でSNS発信は増加傾向に
九州経済研究所の調べによると、九州新幹線の鹿児島における県外からの観光利用者は減少。一方で、SNSで発信した人が全体の4分の1に上った。
プレミアムプライデー導入から2年も浸透せず、「働き方変わらない」が7割、継続は意見分かれる
エアトリが実施した「プレミアムフライデー」に関する調査で、導入は全体のわずか9.8%、さらにこのうち1.6%が導入後に廃止するなど活用されていない状況が浮き彫りに。
グーグル、YouTube動画トレンドを発表、GW前に旅行系の視聴が増加、「車中泊」が人気上昇
ゴールデンウィークを前にグーグルがユーチューブで見られる旅行関連の動画視聴ランキングを発表。車中泊への注目が高める傾向に。
訪日外国人の旅行消費額が伸び悩み、一人あたり支出は5.9%減の14万円台に ―観光庁・2018年第1四半期(速報)
観光庁が発表した2019年1~3月期の訪日外国人消費動向調査(1次速報)によると、同期間の訪日外国人旅行消費額は、前年同期並み(1兆1121億円)の1兆1182億円。観光・レジャー目的の一人あたり旅行支出も3.7%減の14万1153円にとどまった。
公正取引委員会、大手ECサイトの取引実態をとりまとめ、「一方的な規約変更」や「表示順の決定基準が不透明」など
公正取引委員会が、オンラインモール運営事業者の取引実態調査の中間結果を発表。規約の変更や出店・出品取り消し、モール上での表示に関する問題などをとりまとめ。
世界から見た「日本の空港」の可能性と未来とは? 成田空港に暗雲の予測、転換期に明暗を分けるポイントを航空専門家に聞いてきた
世界の航空データを取り扱うOAG社が、日本の空港における需要予測を発表。これからの展開について、同社アソシエイト・コンサルタントのジョン・グラント氏に聞いた。
公正取引委員会、「デジタルプラットフォーマー」の問題行為で情報提供窓口を設置
公正取引委員会がこのほど、デジタル・プラットフォーマーに関する取引実態や利用状況に関する情報提供窓口を設置。同委員会が進める調査の一環。
世界遺産の集落で観光客動態を把握する実証実験、車両ナンバー読取り技術で駐車場利用の実態計測、熊本県天草市で
ジャパンシステムが熊本県天草市の集落で「観光客動態把握のための車両ナンバー解析 実証実験」を実施。ソフトウェア活用することで、従来の目視測定より高い精度と費用対効果を確認。
欧米豪市場から旅行者誘客は、東アジアの延長線上ではダメなのか? -オーストラリア人の訪日旅行支出傾向から考えた【コラム】
欧米豪市場のプロモーションを積極化する地域が増える一方で、誘客は容易ではないのも実情。東アジア向けと違い、何を重視すべきなのか。公益財団公人の主任研究員が、訪日オーストラリア人の旅行支出をもとに考察するコラム。
【図解】日本人出国者数、2019年3月は6.8%増の193万人 ―日本政府観光局(速報)
日本政府観光局(JNTO)によると、2019年3月の日本人出国者数(推計値)は前年比6.8%増の192万9900人。
【図解】訪日外国人数、2019年3月は5.8%増の276万人、韓国・香港・オーストラリアなどで前年を下回る ―日本政府観光局(速報)
日本政府観光局(JNTO)によると、2019年3月の訪日外国人数(推計値)は前年比5.8%増の276万人。
訪日外国人消費総額の確定値は4兆5189億円に、速報値から125億円プラス -2018年実績
観光庁が1月に速報した2018年の訪日外国人消費額の確定値を発表。総額、一人当たり旅行支出ともに微増に。