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国内外の航空会社・空港関連の最新情報をお届けします。
米国、入国者全員に陰性証明を義務化、1月26日から、提示がない場合は航空機の搭乗拒否
米国への入国者には全員、新型コロナウイルス検査の陰性証明を提示することを2021年1月26日から義務化。米国への出発前3日以内に取得した陰性証明を航空会社に提示する必要がある。
デルタ航空、陰性証明提示の義務化を受けて、国際線の予約変更差額を免除、1月12日以前の購入が対象
米国への渡航者に対して1月26日から新型コロナウイルス検査の陰性証明提出が義務化されることを受け、デルタ航空は国際線航空券の変更・再予約について、運賃の差額を免除する。
ANA、空港アクセスナビで定額タクシーの予約も可能に、航空機遅延にも対応
ANAとMKグループ12月23日から、「ANA空港アクセスナビ」と全国8空港で展開するMK空港定額タクシー、海外帰国者向けのMK空港送迎ハイヤーの連携を開始した。
世界的な感染再拡大で航空業界にさらに打撃、新たに3.5億席の供給減少の予測、ロックダウンの欧州は急減
航空データ分析のOAGが、最新の航空座席供給量の分析を発表。2021年1月第2週の世界の供給量は、前週比で全体の約7%に当たる約400万席減少。今後さらに世界で3億5000万以上の座席が削減される見込みとしている。
航空会社の安全性ランキング2021、首位はカンタス航空、オセアニアと中近東勢が上位に ーAirlineRatings.com調査
「エアライン・レーティング(AirlineRatings.com)」が、2021年度の安全性ランキング上位20社を発表。1位がカンタス航空。2位がカタール航空、3位がニュージーランド航空に。
キャセイ航空、関空/香港線を増便で週2便に、福岡線の再開も
キャセイパシフィック航空が1月20日から2月28日の日本線スケジュールを発表。関西線は週2便体制に増便。福岡線は1月22、29日に運航。
ANAとJAL、国内線を追加減便、運航割合は両社とも6割未満に、緊急事態宣言を受けて
ANAとJALは、1都3県に緊急事態宣言が発出されたことを受けて、1月31日までの期間、国内線一部路線で追加の運休・減便。ANA2689便、JAL3567便を減便。期間中の運航割合は両社とも56%に。
アマゾン、航空機を自社購入、デルタ航空とウエストジェットから、貨物機に改修し長距離の輸送力を強化
アマゾンは、デルタ航空から7機、ウエストジェットから4機のボーイング767-300を購入。貨物機に改修し、アマゾン・エアの長距離の輸送力を強化する。ウエストジェットからの4機は今年中に、デルタ航空の7機は来年に運航を開始する予定。
ニュージーランド航空、北米線をホノルル経由に変更、感染リスク回避で乗務員を交代
ニュージーランド航空は、ニュージーランド/北米線について、乗務員の新型コロナウイルスへの感染リスクを避けるため、直行便からホノルル経由に変更。ホノルルで乗務員が交代し、サンフランシスコとロサンゼルスに。
春秋航空日本、成田/南京線に1月22日から就航、当面は隔週金曜日に運航
SPRING JAPANは、1月22日から成田/南京線を開設。当面は隔週金曜日(月2便程度)に運航する。南京は、SPRING JAPANとして7番目の国際線就航都市。LCCとして南京への就航は初めて。
三重県で「空飛ぶクルマ」の想定ルートする実証実験、ヘリコプター飛行で志摩スペイン村/中部空港間
中日本航空、名古屋鉄道、ANAホールディングスは、ヘリコプターを利用した「空飛ぶクルマ」のルートを想定した実証実験を実施する。三重県との受託契約に基づき行うもの。
世界の航空会社の回復はいつか? ワクチン接種で期待高まるも、先行きは依然として不透明【外電コラム】
米ニュースメディア「スキフト」が、2021年の航空業界を展望。ワクチン接種が進めば、多くの人が喜んで航空旅行に戻ってくると考える関係者は多いが、航空会社の経営はいつ元に戻るのか?
2021年の航空業界は「再編」が進む? 2020年の世界の航空旅客数は1999年レベルまで後退
世界の航空データを提供するシリウムが、2020年の航空データをまとめた「Airline Insight 2020」を発表。2020年(12月20日まで)の旅客便は前年の3320万便から1680万便に減少。2021年の航空業界で起こると予想されるトレンドについても予測。
年末年始の国内線旅客数、ANA、JALともに6割減、GoTo全国停止の影響大きく
ANAとJALの2020年度年末年始期間(2020年12月25日~2021年1月3日)の国内線旅客数は、12月28日から「GoToトラベル」の全国一斉停止の影響受けて、前年比で60%近く減少し、搭乗率も40%台に。
印ビスタラ航空、「Googleで予約」に参画、グーグル上で予約・決済が可能に、座席指定など付帯サービスも
インドのビスタラ航空(Vistara)が、「Googleで予約」の検索および予約を開始。他のウェブサイトに移動することなく、グーグル上で予約から決済までを完結することが可能に。
シンガポール航空、NDCコンテンツの提供を開始、1月からアジア太平洋地域で
シンガポール航空は、アマデウスの「Amadeus Travel Platform」に接続している旅行会社向けに、同航空のNDCプログラム「KrisConnect」のコンテンツの提供を開始。1月にアジア太平洋から。2021年上半期中には他の市場でも順次展開していく予定。
JAL、旅好き会員対象に遊覧飛行、オリジナル機内食や歴代制服着用のCAがサービス
JALは旅のコミュニティサイト「trico」会員を対象としたチャーターフライトを2021年2月6日に運航。機内サービスに会員のアイデアを取り入れたユニークな企画。
観光産業の復活へ、 観光関連企業・組織トップの2021年「年頭所感」を整理してみた
2021年を迎え、旅行・観光関連の各社トップが年頭所感や新年の挨拶として今年の方針や決意を表明。各組織・企業が示す方針を整理してみた。
【年頭所感】ANAホールディングス代表 片野坂真哉氏 -危機を乗り切り、再び成長軌道に戻す一年に
片野坂氏はコロナ禍に見舞われた2020年を、「人の力に支えられた年」と回顧。2021年は、「安全」を第一に、再び成長軌道に戻す年にしていく決意を述べている。
【年頭所感】JAL代表 赤坂祐二氏 ―地域活性化をポストコロナの事業戦略の柱の1つに
赤坂氏は、コロナ禍と訪日外国人旅行者の激減が、いつまでも続くわけではないと言及。感染症の拡大が落ち着いたら日本各地を訪れてもらうべく、地域活性化をポストコロナの事業戦略の柱の1つとして取り組む方針を示した。