行政・自治体・旅行関連団体
国内外の行政・自治体・観光関連団体の観光に関連する最新情報をお届けします。
日本最大の観光産業イベント「ツーリズムEXPOジャパン2024」まもなく開幕、大谷選手の等身大パネルの写真撮影エリアも
2024年9月26日に開幕するツーリズムEXPOジャパン2024(TEJ)。最新の開催概要を発表。海外からの出展増加。
免税制度の不正悪用にメス、観光庁と経産省が制度見直しで事業者説明会、出国時「持ち出し確認方式」へ
令和6年度税制改正大綱に「外国人旅行者向け免税制度の見直し(案)」が盛り込まれたことを踏まえて、免税店などを対象に、見直しの方向性や今後のスケジュール案などを説明する「免税フォーラム」が開催された。
インバウンド受入れへの意識調査、新規参入は減少傾向、最大の理由は人手不足、重要市場は「台湾」
日本旅行業協会(JATA)は、「インバウンド旅行客受入拡大に向けた意識調査」の第3回アンケートを分析。万博効果は限定的。
京都市、オーバーツーリズム対策で手ぶら観光を推進、宿泊施設などを巡回する専用バスを運行
京都市は、多くの観光客の来訪が見込まれる秋の観光シーズンに、大型手荷物を携行する観光客を対象に、京都駅を起点に市内宿泊施設などを巡回する専用バス「HANDS FREE BUS」を運行。「手ぶら観光」の推進を目指す。
ギリシャ、アテネ中心部で民泊の新規許可を停止へ、税金も引き上げ、長期賃貸への切り替えには金銭報酬も
ロイター通信によると、ギリシャ政府は2024年9月16日、アテネ中心部3地区で民泊の新規許可を少なくとも1年間停止する。また、短期賃貸に対する税金も引き上げるほか、住宅所有者が長期賃貸に切り替える場合、何らかの金銭報酬を支払うことも検討。
米国、パスポート更新のオンライン申請が可能に 9月18日から
米国市民は2024年9月18日からパスポートの更新をオンラインで申請できるようになる。米政府高官が17日明らかにした。
日中韓観光大臣会合、観光交流の協力強化で共同宣言、中国との二国間で観光交流の早期回復へ意見交換も
2024年9月10日と11日、神戸市で「第10回日中韓観光大臣会合」開催。三国間の観光交流と協力の一層の強化、人的交流拡大、地域経済の繁栄と社会発展の促進などで共同宣言が採択。
大手旅行43社の総取扱額、2024年7月は2019年比で28%減、続くパッケージ離れ ―観光庁(速報)
国内の主要旅行業43社・グループの2024年7月の総取扱額は前年同月比1.2%増、2019年同月比では28.3%減の2921億1353万円。国内旅行が低調、海外旅行の回復も2019年比では依然36%減。
欧州の人気観光都市で高まる「観光への反発」、今夏は住民のデモが多発、解決策の模索が続く
ロイター通信が、欧州で広がる観光への反発の動きをリポート。地元住民の不満の主な原因は、観光客のマナーの悪さ。SNSの影響で観光地以外でも問題が起きている。各地でデモが発生する事態に。自治体は対策に乗り出すが、その効果は今のところ限定的だ。
山梨県の「富士山の入山規制」、今夏の成果は登山者数2割減に、1日上限を超えた日はゼロ、来夏は静岡県との統一を
山梨県は、今夏実施した富士山吉田口登山ルートの規制について効果検証の結果を公表。期間中の登山者数は前年比18%減。、1日の登山者数が4000人を超えた日はなかった。長崎知事は「可能な限り静岡県との統一が図られることが重要」との見解。
岐阜県高山市、秋の行楽シーズンに駐車場の事前予約を実証、「うろつき交通」の抑制など検証
岐阜県高山市は、2024年9月14日~16日および9月21日~23日のシルバーウィーク期間に、高山市営えび坂駐車場で事前予約の実証実験を実施。「うろつき交通」の抑制などを検証。
富山県「新湊曳山まつり」、特別観覧プランを販売開始、最上位プランは3万円
2024年10月1日に開催される富山県「新湊曳山まつり」の特別観覧プランが発売。観光庁の補助事業として採択された“富山県の「祭りで富山を元気に!」歴史ある伝統的な祭りを未来につなげるプロジェクト事業”の一つ。
訪日外国人の宿泊者数、三大都市圏が伸長、全体シェアの7割超え、国籍別では中国がトップ -観光庁(2024年6月第2次速報)
2024年6月の外国人延べ宿泊者数は、2019年同月比40.5%増の1347万人泊。日本人を含む延べ宿泊者数全体に占める外国人の割合は26.7%。三大都市圏は2019年同月比で59.7%増の984万人泊。シェアでは73.1%を占めた。
交通空白の現状、ライドシェア導入の先行対応は22か所、鉄道・空港・港湾での「交通結節点」に課題があるのは149か所
国土交通省は「交通空白」解消本部の第2回会合を開催し、地域や観光の足の確保に向けてライドシェアの取り組みに関するこれまでの状況を報告。「地域の足」対策として空白自治体が減少。「観光の足」では、多くの主要交通結節点で「交通空白」に課題があることが判明した。
インドネシア政府、バリ島でのホテル開発を一時停止、過剰開発に懸念、観光の質を向上させる政策の一環として
ロイター通信によると、インドネシア政府は、バリ島で進むホテル、別荘、ナイトクラブなどの建設計画を一時停止。観光の質を向上させる政策の一環として。一時停止は最長10年に及ぶ可能性があるという。
観光庁、オーバーツーリズム対策を支援する新たな32件を選定、旅行者の平準化、混雑解消、スマートごみ箱、マナー啓発など
観光庁は、「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」の三次公募について「一般型」32件を選定。旅行者の平準化と混雑解消、スマートごみ箱設置、混雑閑散の可視化、マナー啓発事業など。
群馬県・水上温泉で今年も「廃墟マルシェ」開催、産官学連携で温泉街を再生、廃業した旅館の施設など
今年も群馬県水上温泉で「廃墟再生マルシェ2024」が9月22日と23日に開催。見捨てられかけていた建物の魅力を掘り起こしながら、隠れていた「もったいない場所」を見つけ出し地元の人たちと再生するイベント。
イタリア・ローマ、名所「トレビの泉」のアクセス制限を検討、2025年「聖年」で、事前予約制や寄付金徴収など計画案が浮上
ロイター通信は、ローマ市が2025年の「2025ジュビリー(聖年)」を前に、観光客のトレビへの泉の訪問を制限することを検討していると伝えている。3200万人の観光客と巡礼者が訪れる見込み。オーバーツーリズム対策の一環として。
国内の延べ宿泊者数、2024年7月は9%増、外国人35%増がけん引、日本人は微増 -観光庁(第1次速報)
2024年7月(第1次速報)の延べ宿泊者数は、前年同月比8.6%増、2019年同月比14.2%増の5915万人泊。外国人が前年同月比38%増とけん引。日本人もプラスに。
道東自動車道「阿寒IC/釧路IC」が2024年度に開通、札幌/釧路間が4時間台に、PRイベントで地域の魅力を発信
2024年度に道東自動車道阿寒IC/釧路西ICが開通するのを受け、北海道くしろ地域のPRイベントが実施される。開通により札幌/釧路間を約4時間で直結。