行政・自治体・旅行関連団体
国内外の行政・自治体・観光関連団体の観光に関連する最新情報をお届けします。
【年頭所感】日本政府観光局(JNTO)理事長 清野智氏 ―インバウンド観光再スタートの年、MICE誘致にも注力
清野理事長は今年をインバウンド観光の再スタートの年として非常に重要な一年となるとの認識を示した。JNTOの総力を挙げて、各地域のインバウンド観光の早期回復の支援に努める方針。
【年頭所感】日本観光振興協会理事長 久保田穣氏 ―次の時代へ「価値の創造」、諸課題への対応で「観光DX」を重点事項に
久保田氏は日本の観光が再起動し、次の時代へ動き始めているとの認識を示す一方、観光を取り巻く問題が顕在化してきたことも指摘。「価値の創造」をテーマに、DXの推進を重要事項として、各種事業に取り組む方針を示した。
【年頭所感】日本旅館協会会長 大西雅之氏 ―課題は人手不足、業界全体の地位向上へ
大西氏は、2022年は旅行が回復基調だったものの、コロナ禍の3年間のダメージは短期間で取り戻せるものではないと言及。2023年は業界全体の地位向上に向け、課題に取り組みたいと意気込んだ。
【年頭所感】全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)会長 多田計介氏 ―回復基調でも予断を許さず、共助機能をさらに推進
多田氏は、観光がようやく回復の兆しを見せつつも、まだ予断を許さない状況であると指摘。全旅連という共助機能をさらに進めることで、新たなスタイルや展開を起こしていきたいとの考えを示した。
【年頭所感】全国旅行業協会(ANTA)会長 二階俊博氏 ―コロナ禍から平時へ、活発な交流再開に取り組む
二階氏は今年のテーマに「コロナ禍から平時への移行」を掲げ、3月に開催する「国際観光活性化フォーラム」を起爆剤とすべく、全身全霊で打ち込むことを表明。2023年が飛躍を遂げる元年になるよう、観光業界に奮起を呼び掛けた。
【年頭所感】日本旅行業協会(JATA)会長 髙橋広行氏 ―海外旅行の回復が最重要、新たな時代の「価値」提供へ
髙橋氏は、2023年は海外旅行をどう回復させるかが最重要テーマであり、国内・訪日・海外旅行をバランス良く回復させることが、業界全体の発展につながると強調。新たなツーリズムを目指して取り組むとの意欲を示した。
政府、中国からの入国者に12月30日から「入国時検査」を実施、到着空港も限定、航空会社には増便中止を要請
日本政府は、中国(香港・マカオを除く)からの入国者に対する水際対策を強化。12月30日午前0時(日本時間)以降、中国に7日以内の渡航歴のある全ての入国者に入国時検査を実施。一方、中国は来年1月8日から海外から到着する旅行者に対する検疫要件を撤廃する。
ナビタイム、カーナビアプリに冬の運転をサポートする機能、チェーン規制回避や路面凍結予測など
ナビタイムがカーナビアプリで冬の安全運転をサポート。4つの新機能を搭載。
テレワークで浮いた通勤時間の使い方、子育て世代は育児、若者は自己啓発など、生活時間の配分に変化 ―総務省調査
総務省がテレワークによる「1日の生活時間の配分」の変化に着目した結果を公表。三密回避の日常化や数度の行動制限によって新しい生活様式が定着してきていることが浮き彫りに。
日本人の宿泊者数11月実績、2ヶ月連続でコロナ前超え、「全国旅行支援」効果が継続 ―観光庁(速報)
2022年11月(第1次速報)の延べ日本人宿泊者数は前年同月比3.9%増、2019年同月比でも2.7%増の4170万人泊。外国人は前年同月比1098.6%増の400万人泊でトップは米国。
日本政府観光局、ジェトロ、JFOODOらが相互連携へ、農林水産物・食品輸出とインバウンド促進で協力
ジェトロと日本政府観光局、日本食品海外プロモーションセンターが「日本の農林水産物・食品の輸出とインバウンド観光の促進に向けた相互連携に関する覚書」を締結した。
国交省、海洋周辺地域の観光コンテンツ磨き上げへ、公募を開始、インバウンド観光の魅力向上
国土交通省は、海洋周辺地域における訪日観光の魅力向上のための事業の公募(第5回)を開始。海洋周辺地域における観光コンテンツの磨き上げや関連する受入環境整備を支援。
東京・江戸川区民ならホノルル文化施設が割引に、JTBが販売、姉妹都市の交流を支援
JTBは、東京都江戸川区民がホノルル市の文化施設を訪問するオプショナルツアーや入館チケットの割引を開始。ホノルルのイオラニ宮殿、戦艦ミズーリ記念館、ビショップ博物館が対象。
オンワードと日本旅行、SDGsの学習機会を提供、教育旅行のクリーン活動で、漂着ペットボトルを再生繊維に
オンワード商事と日本旅行が学校向けの体験型学習機会の提供で協定締結。環境テーマに、教育旅行でのごみ回収から繊維の再生まで体系的な学習を創出。
世界観光倫理委員会、観光産業での倫理テーマを整理、「人間らしい仕事」「サステナビリティ」「デジタル」など
世界観光倫理委員会 (WCTE)は、マドリードで会合を開き、2025年までの取り組みテーマとして「人間らしい仕事」「デジタル」「社会的持続可能性」「環境サステナビリティ」の4項目を進めていくことを確認した。
町や村をひとつの宿に見立てる「アルベルゴ・ディフーゾ」、国際的な推進組織が日本の4地域を認証、地域コミュニティとの調和で観光活性化へ
町を一つのホテルとして整備する「アルベルゴ・ディフーゾ」。新たに山梨県身延町、宮城県蔵王町、岩手県八幡平市、長崎県平戸市の地域にスタートアップ認証が授与された。地域課題の解決と観光による地域活性化へ。
京都府観光連盟、観光DXのための学習コンテンツを観光事業者に無償提供、デイアライブ社の「SURGE」
京都府観光連盟のDX促進事業で観光関連業者のデジタル人材育成へ。学習コンテンツ&ツールとウェビナーを無料提供。
【図解】訪日外国人数、11月は100万人まであと一歩、韓国は2019年水準を上回る -日本政府観光局(速報)
日本政府観光局(JNTO)によると、2022年11月の訪日外国人旅行者数(推計値)は93万4500人。
【図解】日本人出国者数、11月は38万人、前月からの増加は3万人弱、回復鈍く -日本政府観光局(速報)
日本政府観光局(JNTO)によると、2022年11月の日本人出国者数(推計値)は37万9200人。
ロケーション(位置情報)テックは観光分野でどう活用できるか? ナビタイムの技術と活用事例を紹介するイベントを取材した
ナビタイムが初の法人向けイベントを開催。同社のロケーションテックの強みとは?観光分野での活用事例を整理してみた。