調査・統計・マーケティング
国内外の観光に関わる調査・統計・マーケティングの最新情報をお届けします。
民泊エアビー、インフレ率の高い国で新規ホストが増加傾向、住宅所有コスト上昇が要因か
2022年第2四半期、エアビーアンドビー(Airbnb)の新規ホストは、インフレ率の高い国で拡大。ホストの収入額も増加しており、米国の新規ホストが2021年に得た収入は2019年比30%以上増加した。
日本入国時の陰性証明不要の発表後、海外フライト検索が急増、発表前の2.2倍に - エクスペディア
日本への入国・帰国時の陰性証明不要(条件付き)が9月7日から免除されることが発表された2022年8月24日、エクスペディアの海外へのフライト検索数が急増。発表前と比較して120%増に。
オーストラリア/東南アジア間の旅行が需要増、オフシーズンの6月と7月に、避寒や避暑を求めた移動が活発に
トリップ・ドットコムによると、オーストラリアと東南アジアの間では、オフシーズンとなる7月~9月にかけて、双方向の旅行需要が増加。東南アジアから豪へのフライト予約は、4月と5月と比較して、6月と7月は 35%増。豪から東南アジアは97%増加。
長野県・白馬岩岳、お盆の来場者数が過去最高、マウンテンバイク、ペット連れ客が好調
白馬岩岳マウンテンリゾートのお盆期間の来場者が過去最高の1万7800人を記録。2021年の約3倍に達し、コロナ禍前の2019年同期比でも1.3倍となった。新しいエリアやアクテビティの導入が奏功。
観光旅行分野での企業間取引、7月は前月から39%減、ベンチャー企業の資金調達は38%減
大手データ分析グローバルデータ社によると、2022年7月の世界の旅行観光分野での企業間取引の件数は、6月の120件から73件に減少。ベンチャー企業の資金調達は37.5%減に。
世界的に出張費用は上昇予測、2022年の航空運賃は5割増、ホテル価格は2割増、需要回復、燃油高騰、人手不足が影響
業務渡航団体GBTAの調査によると、2022年の航空運賃は前年比48.5%上昇。ホテル価格は18.5%、レンタカー価格は7.3%それぞれ上がると予測。2022年の会議やイベントへの出席者一人当たりにかかる費用は、2019年比で約25%高くなり、2023年にはさらに前年比7%上昇すると見込み。
日本人旅行消費額、4~6月は138%増、2019年比で26%減まで回復、1人当たり旅行単価は3.7万円に増加 ー観光庁(速報値)
2022年4~6月の日本人国内旅行消費額は前年比138.1%増の4兆4190億円、2019年比の減少率は前期の47.6%から26.3%に改善。1人1回当たり宿泊旅行単価は同29.1%増の5万5442円(同1.8%増)に。
自分好みの「飲食店探しできるツール」でグーグルがトップに、信頼性の低いグルメサイト離れが顕著
グルメサイトのビジネスモデルに変化か。テーブルチェックの調査で、「信頼性」や「パーソナライズ」への対応の必要性が顕著に。
第7波でも若い世代は旅行意欲が向上、一方で男性シニアは慎重姿勢、行動判断は国よりも「自分の意志で」が多勢に
JTB総研が新型コロナウイルス感染拡大による心の変化や旅行に対する意識調査の結果を発表。
大企業勤務者の理想の出社頻度は「週3日以下」が7割超え、移住意向にも影響、求める働き方に変化か
野村総合研究所(NRI)は、働き方と郊外・地方移住に関するアンケート調査を実施。理想とする出社頻度については、「週3日以下」が7割を超えた。理想の出社頻度が少ない人ほど、移住意向が高い傾向に。
訪日外国人の消費動向を宿泊費から詳細分析、上位15%が旅行消費額の25%を支出、国籍別の構成比も ー観光庁(2019年統計)
観光庁が2019年の訪日外国人の動向を宿泊費にフォーカスして分析。1泊当たり宿泊費の上位15%に入る群と下位85%に入る群に分け、両者の特徴の違いを調べた。
【図解】訪日外国人数、7月は14.5万人、インバウンド解禁も増加は限定的 -日本政府観光局(速報)
日本政府観光局によると、2022年7月の訪日外国人旅行者数は14.5万人。
【図解】日本人出国者数、7月は27.8万人、前月からの増加は10万人超え、日本発の国際線は前年比7割増 -日本政府観光局(速報)
日本政府観光局によると、2022年7月の日本人出国者数は27.8万人。
国内大手旅行43社の総取扱額、6月は海外旅行がツアー再開で大幅増、インバウンド解禁で減少幅が若干改善 ―2022年6月(速報)
主要旅行業者43社・グループの2022年6月旅行取いは、前年同月比271%増の1990億2549万円。コロナ禍の影響がない2019年同月比では50.2%減。海外旅行は前年同月比で393%増に。インバウンドは減少幅は若干改善。
サステナブル観光への意識調査2022、サステナブルな宿泊施設を選択した旅行者、世界では46%、日本は25%
ブッキング・ドットコムが、2022年版「サステナブルトラベル」レポートを発表。「サステナブルな旅は自分にとって重要」と回答した人は世界全体で81%、日本人回答者でも73%を占めた。
ドイツ人の高い環境意識、旅行の移動手段に影響を与える可能性、サステナブル観光の実現には価格引き上げ必要か
ITBベルリンらがドイツにおける環境意識が旅行に与える影響についての調査結果を明らかに。気候変動はドイツ人の65%の旅行行動に影響を与え、気候変動のために旅行行動を変えるかどうかの問いに最も多かった答えは「(長距離)飛行を避ける」。
HIS、秋の海外旅行で予約数トップはハワイ、ハネムーン需要も復活、平均単価は上昇傾向
エイチ・アイ・エス(HIS)は、2022年9月~11月の旅行動向を発表。海外旅行は前年比では1474.5%と大幅に増加。予約数トップはハワイで、ハネムーンやウェディング需要が復活。国内はトップは沖縄県。
若者世代の今夏の旅行意識、宿泊費用は1人1泊「8000~1万円未満」が最多、旅行情報の収集はインスタ、行きたい旅先は北海道がトップ
楽天が若者の会員に実施した、夏の旅行に関するアンケート調査結果を発表。人気の旅行先1位は「北海道」。旅行情報の収集先はインスタがトップ。
旅行を検討する情報源、動画共有サイトやSNSが増加、チラシや雑誌は減少傾向
ヴァリューズが実施した調査で、国内旅行の検討チャネルとしてYouTubeやSNSが増加している結果に。旅行業界サイトランキングトップはじゃらんnet.で、楽天トラベルが続いた。
宿泊統計2022レポートを発表、旅館・ホテル数の直近20年間の推移から、訪日インバウンド旅行者数の割合まで、ダウンロード無料 ―トラベルボイスSTATSシリーズ
トラベルボイスが宿泊統計を整理。「トラベルボイスSTATS」として、この約20年間の供給、需要、パフォーマンスの推移をまとめた。主要グローバルチェーンの売上などもレポート。