航空
国内外の航空会社・空港関連の最新情報をお届けします。
中国の国際線再開への道のりは? 戦略見直す航空会社、パスポート再取得も需要に影響か、航空データ分析OAGが見通しをレポート
航空データ分析OAGは、中国の航空市場の今後をレポート。国際線の回復には課題が山積。コロナ禍の期間、中国戦略を見直す航空会社も。それでも、2024年以降には再び世界トップ5の国際線市場に返り咲くと予測。
CO2排出量計算プラットフォーム「CHOOOSE」、1500万ドルを資金調達、SAF活用の支援などを拡大
ノルウェーの気候変動対策テクノロジー企業「CHOOOSE」は、気候テクノロジー系投資企業から1500万ドル(約19億円)の資金を調達。アマデウスも参画。最先端CO2削減ソリューションの拡大に活用。
ANAグループ、2023年輸送計画を策定、国際線は成田/ブリュッセル線など再開、国内線は増席へ
ANAグループは、2023年度のANAグループ航空輸送事業計画を策定。国際線では、2023年3月26日の夏期スケジュールから羽田/ミュンヘン線を週3便で、成田/ブリュッセル線を週2便で再開。国内線では、ANAとPeach Aviationを合わせて2022年度を上回る座席キロ供給を計画。
JALグループ、2023年度基本便数計画を発表、観光需要に対応で夏季の沖縄線を増便
JALグループは、2023年度の国内線基本便数計画を決定。羽田発着の沖縄線を夏期繁忙期に増便。伊丹発着では、新千歳線、福岡線、青森線で増便する。
エミレーツ航空、羽田線を毎日運航で再開、4月3日から
エミレーツ航空は、2023年4月3日から羽田/ドバイ線を毎日運航で再開。エミレーツ航空は、使用機材はボーイング777。
羽田空港、新バスターミナルが全面開業、1月31日に、まずは全国12路線30便で運行開始
羽田空港第3ターミナル直結の複合施設「羽田エアポートガーデン」に併設する「羽田エアポートガーデンバスターミナル」が2023年1月31日に全面開業。全国12路線30便から順次運行を開始。
米国の国内線が運航停止の大混乱に陥ったのはなぜか? 連邦航空局のシステム誤作動、その顛末と今後の影響【外電】
2023年1月11日(現地時間)、米国の国内線が運航停止し大混乱に陥った。その経緯をAP通信がリポートした。原因はFAAシステムの誤作動。これまでも局所的な問題はあったが、この規模は深刻との受け止めも。
国際航空運送協会、CO2排出量を見える化して旅行者に提供、サステナブル旅行推進の世界的NPOとの協力で
国際航空運送協会 (IATA) とサステナブル旅行推進の非営利団体「トラバリスト(Travalyst)」は共同で、航空におけるCO2排出量削減に向けて、透明性と汎用性の高い排出量計算方法を旅行者に提供へ。
世界の定時運航率2022、空港トップは羽田空港で90%超、航空会社ではANAが2位、JALが3位
航空データ分析のシリウムは、2022年定時運航率トップの航空会社および空港を発表。空港の定時出発率1位は羽田に。航空会社の定時到着率では、ANAが2位、JALが3位。
ユナイテッド航空、グアム旅行の喚起で地元団体とタッグ、特典や割引キャンペーンで誘客促進へ
ユナイテッド航空がグアムの経済・ツーリズム団体3社と協力した「グアム ビッグ ウェーブ キャンペーン」を開始。1~3月に日本からグアムを訪れる旅行者を対象に、さまざまな特典や割引を提供。
ブリティッシュ・エアウェイズ、20年ぶりに制服を刷新、客室乗務員は今夏から、サステナビリティ重視
ブリティッシュ・エアウェイズは、20年ぶりに制服を刷新。2023年夏には客室乗務員、パイロット、チェックイン担当者も新ユニフォームに移行。デザイン性や機能性に加えて、サステナビリティも重視。
デルタ航空、米国国内線の機内で高速Wi-Fiを無料提供、2月から全乗客に、2024年末までに国際線でも
デルタ航空は、2023年2月1日より米国内主要路線ですべての乗客に高速Wi-Fiを無料で提供。2024年末までに国際線とリージョナル線の航空機に無料Wi-Fiを導入する計画。
JALと日本郵船グループ、外国人船員向け電子通貨プラットフォームで訪日需要開拓へ、航空券予約や観光情報を発信
JALと日本郵船グループが連携。フィリピン人船員への給与支給や送金・為替機能などを提供する電子通貨プラットフォーム上で、訪日需要を開拓する新サービスを開始。
【年頭所感】ANAホールディングス代表取締役社長 芝田浩二氏 ―大きく「跳」ねる年に転換、回復需要を取り込み収益拡大へ
芝田氏は、事業に大きな影響を与えるリスクを注視しながらも、回復需要を取り込み、収益の拡大を目指すと力強く述べた。創業70周年の歴史をかみしめながら、ANAグループのDNAを次の70年、100年の発展につなげていく意欲を述べている。
【年頭所感】ANAあきんど代表取締役社長 菅谷とも子氏 ―地域と地域を結び、新たな需要創出の機会をつくる
菅谷氏は、2022年を振り返り、航空需要も徐々に回復の兆しを見せたと言及したうえで、輸送を基盤にこれからも地域発展に貢献していく意欲を示した。
政府、中国からの入国者に12月30日から「入国時検査」を実施、到着空港も限定、航空会社には増便中止を要請
日本政府は、中国(香港・マカオを除く)からの入国者に対する水際対策を強化。12月30日午前0時(日本時間)以降、中国に7日以内の渡航歴のある全ての入国者に入国時検査を実施。一方、中国は来年1月8日から海外から到着する旅行者に対する検疫要件を撤廃する。
LCC「ZIPAIR(ジップエア)」、成田/ホノルル線を増便、期間限定で毎日運航に、一部シンガポール線も
ZIPAIRは、2023年3月15日から3月24日までの期間、成田/ホノルル線を現在の週3便から毎日運航に増便。2023年3月21日の成田発シンガポール行きと3月22日のシンガポール発成田行きを増便。
日本発着の国際線運航便数と座席数、水際対策緩和後に1.5倍に、最多は韓国路線、完全回復は中国次第
航空データ分析Cirium(シリウム)によると、水際対策緩和が開始された2022年10月11日以降、日本発着の実運航便数と座席数が、緩和前の約1.5倍に増加。最多は韓国路線に。
成田空港、年末年始の国際線利用者数を62万人と推計、2019年度比45%、国内線は2019度比で105%に
成田国際空港は、2022年度年末年始(2022年12月23日~2023年1月5日)までの国際線利用者数を2019年度比44.6%の61万8500人と推計。国内線は2019年度比104.6%の33万8400人。
年末年始の航空予約、ANAとJALとも国際線の回復顕著、ハワイ線で超大型旅客機がほぼ満席日も、国内線はコロナ前の8割超え
ANAとJALが発表した年末年始期間(2022年12月28日~2023年1月5日)の予約状況によると、両社とも国内線では2019年度比で80%を超え、国際線では前年比で4倍以上の増加となり、予約率はともに77%に。