調査・統計・マーケティング
国内外の観光に関わる調査・統計・マーケティングの最新情報をお届けします。
旅行意欲が急回復、昨年のGoTo期間を上回る、一方でワクチン接種完了者で「様子をみている」は4割に
リクルートの「じゃらんリサーチセンター」は、「新型コロナウイルス感染症による旅行市場への影響」に関する最新の調査の結果を発表。2021年9月時点の潜在層を含めた旅行意欲は65.6%となり、Go To トラベルキャンペーン実施期間中を上回った。
2022年にヒットするサービス予想、「動かず、動かす」がキーワード、旅行はGoToやお手軽キャンプに期待感 ―博報堂生活総合研究所
博報堂生活総合研究所が「2022年ヒット予想」を発表。旅行では11位「国内旅行」、26位「お手軽キャンプ」、27位「USJ『スーパー・ニンテンドー・ワールド』」が入った。
日本人脱炭素への行動、「貢献するとポイント付与」が人気、「もらったポイントでCO2排出量を実質ゼロに」も
博報堂「生活者の脱炭素意識&アクション調査」によると、脱炭素への行動増えるためには「ポイントが貯まる」など金銭的メリットが上位に。「脱炭素商品の購入」よりも「買うのではなくリペアや再利用する」の割合が高くなった。
2021年9月の宿泊者数はコロナ前の半減、客室稼働率は3割で前月よりさらに悪化、第5波の影響深刻化 ―観光庁(速報)
2021年9月の延べ宿泊者数は、前年同月比20.5%減(2019年同月比53.5%減)の2269万人泊。9月の客室稼働率は全体で31.3%となり、7、8月からさらに悪化した。
緊急事態宣言解除後、首都圏居住者は「解除前よりも、移動しやすい雰囲気になった」は36%、一方で「外出に対する不安がある」は33%に
JTB総合研究所の緊急事態宣言解除後の心の変化や旅行に対する意識調査によると、日常生活や外出・旅行に対する考え方は、解除後でも大きな変化はなく、特に首都圏居住者で旅行に対して慎重な様子が伺うえる結果となった。
冬ボーナスの使い道トップは「貯金」、「宿泊伴う旅行」は6.7%で過去8年間で最低、遠出より近場で楽しむ傾向か
ロイヤリティ マーケティングが実施した「冬のボーナスの使い道」に関する調査で、「旅行」(宿泊を伴う)は6.7%。同じコロナ禍だった2020年の6.9%も下回った。
京都市内のホテル稼働率が回復傾向、11月には53%見込み、修学旅行も回復傾向、9月は低水準で27%止まり
京都市観光協会(DMO KYOTO)によると、2021年11月の市内100ホテルの客室稼働率は52.6%に達する見込み。9月の客室稼働率は前年同月比5.9ポイント減、前々年同月比では56.9ポイント減の27%。
世界7カ国調査、「旅行に行けないことがストレス」、日本人は61%、メンタルヘルス維持に「旅行が必要」は46%
アメックスの意識調査で、日本人は健康なメンタルヘルスを維持するための活動として「旅行」を支持する人が多いことが分かった。感染者数減少のいま、リカバリーが期待されている。
消費者に選ばれるサステナブル消費とは? 関心高まる3つのトレンド、アルファ世代から広がる日本の市場
市場調査会社ユーロモニターインターナショナルが、データと事例からサステナビリティの注目テーマと世界の企業動向を分析。日本の現状も明らかに。
【図解】訪日外国人数、9月は1.8万人、オリパラ閉幕で元の水準に -日本政府観光局(速報)
日本政府観光局(JNTO)が発表した9月の訪日外国人旅行者数は、1.76万人。
【図解】日本人出国者数、9月は5.2万人 -日本政府観光局(速報)
日本政府観光局(JNTO)が発表した9月の日本人出国者数は5.2万人。
アジア地域の消費者行動に変化を与える5つのキーワード、進化する「サステナビリティ」、需要の「コト消費」への移行
ユーロモニター社がアジア太平洋地域の経済成長を分析した最新レポートを発表。デジタルライフ、ウェルネス、サステナブル、便利な暮らし、体験のテーマかせアフターコロナの消費傾向を考察。
世界で「ワクチンパスポートに個人データ提供する」は93%に上昇、サステナブル旅行を「もっと安価に」は44%
アマデウスの世界9カ国調査によると、デジタル健康パスの運用での個人の健康データの共有については93%が許容。サステナブル旅行は、およそ半数(46%)が環境に優しい交通手段を選ぶと回答。
Z世代の旅行先探しはインスタ保存機能が人気、情報収集はSNSで、一方でメール利用は減少傾向でも4割超えに
リクルートじゃらんリサーチセンター「マジ☆部」は、Z世代の価値観に関する調査を実施。SNSの利用状況については、2014年度はLINEがトップだったが、2021年度はYouTubeがトップに。
英国から米国への旅行市場、友人親類訪問が牽引、2024年には2021年比で倍増か
データ分析会社のグローバルデータは、英国から米国への友人親類訪問(VFR)の人数は、2021年の1060万人から2024年には2050万人に倍増するとする分析結果を明らかに。
利用時間でインターネットが初めてテレビを上回る、平日はメール、休日はSNSで利用時間が長い傾向に
総務省情報通信政策研究所の情報通信メディアに関する調査報告書によると、全世代の平日の「インターネット利用」が168.4分となり、「テレビ(リアルタイム視聴)」(163.2分)を初めて上回った。また、平日の「メール利用」では、40代から60代は40分を超えた。
2021年9月までの休廃業・解散、ホテル・旅館はすでに前年超え、過去10年で最多に、懸念される諦めムード
帝国データバンクによると、2021年1-9月の観光関連の休廃業・解散が前年から大幅に増加。「ホテル・旅館」(143件)は既に前年を上回り、2015年以前と比較しても過去10年では最多に。先行きへの諦めムード拡大の兆候も。
星野リゾート、カテゴリ別のブランド戦略を加速、旅館「界」と都市観光ホテル「OMO」、星野ブランドから自立目指して
星野リゾートが「界」と「OMO」の施設表記を変更。今後の展開にも言及。
世界の上位300空港のうち14%がコロナ前よりも利用者が増加、国内線の好調で、減少は東アジアに集中
航空データを提供するシリウムによると、世界上位300の空港(2019年のランキング)のうち14%の空港で、2021年7月から9月に出発座席数が2年前の同時期よりも増加。特に中国とロシアで多く見られた。
中国、大型連休「国慶節」の旅行者数減少、旅行消費額は増加、消費行動に変化か
AP通信によると、今年の国慶節の中国人旅行者は前年同期の70%の延べ約5億1500万人と減少したが、旅行消費額は同60%増の3890億人民元(約6.6兆円)となった。中国人の消費傾向がサービスや娯楽に移行か。