調査・統計・マーケティング
国内外の観光に関わる調査・統計・マーケティングの最新情報をお届けします。
国内旅行大手46社、7月の外国人旅行の取り扱いが「五輪需要」で急増、総取扱額は大幅増も2019年比は依然として73%減 ―2020年7月(速報)
2021年7月の国内の大手旅行業46社・グループの総取扱額は前年同月比214.6%増、2019年同月比では72.8%減の1115億5954万円。外国人旅行は同2883.2%増の276億1532万円(同155.1%増)と急増。五輪需要と見られる。
ワクチン接種後の行動、GoTo利用者はリベンジ消費に積極的、今後GoTo施策がなくても
経済産業研究所所長の森川正之氏がレポート「新型コロナ、ワクチン接種と消費行動」を発表。ワクチン接種も感染症自体が終息しない限り、マクロ的なインパクトは限られる可能性。
若年層ほど高い「SDGs」の認知度と実施率、就職先探しのポイントにも ―博報堂調査
博報堂が実施した調査で、SDGsへの関心や社会問題に関する情報発信に積極的な若者が増えていることが浮き彫りに。「社会問題に積極的に取り組む企業に就職・転職したい」若者も多い。
未来の旅行市場で欠かせない8つの視点、世界の旅行者の変化とトレンドを整理した
市場調査会社ユーロモニターインターナショナルが、旅行業の回復に必要な要件などを分析。8つのポイントをレポートとしてまとめた。
ワクチン接種後のリベンジ消費、やりたいこと1位は「国内旅行」、「すでに予約」は10%、お金の使い方は「変わらない」が最多
CCCマーケティングによる「リベンジ消費」に関する調査によると、ワクチン接種後に最もやりたいことの1位は国内旅行。海外旅行も3位に。国内旅行では「すでに予約・手配などをしている」人は9.8%。最も多かった時期は「2021年秋冬」。
東京オリンピック期間の国際線、日系航空会社の提供座席数は増加なし、全体の13%にとどまる —シリウム調べ
航空データ分析大手のシリウムの調査によると、日本の航空会社が提供した総座席数に占める国際線の割合は、大会前および大会期間中でわずか13%。五輪期間でも国際線の供給が増えていなかった。
旅行者の位置情報によるデータ戦略に転機、アップル社スマホのプライバシー保護機能強化で、今すぐできる取り組みを考察した【外電】
アップルが、次期iOSに搭載するプライバシー保護機能を発表。これまで取得できていたユーザー側の「IPアドレス」情報が入手不可となり、デスティネーションPR戦略に転機が訪れる可能性。
2021年7月の宿泊者数が8ヶ月ぶりに3000万人超え、GoTo実施期並みに、外国人宿泊者数も昨年比で大幅増 ―観光庁(速報)
2021年7月の日本人延べ宿泊者数は前年同月比29.9%増(2019年同月比26.6%減)の3007万人泊だった。3000万人泊を超えるのは昨年の11月以来8ヶ月ぶり。
今後1年以内の旅行意欲高いのは20~30代と男性シニア層、海外旅行は20代、緊急事態宣言発令は「影響しない」が35%に — JTB総研調査
JTB総合研究所が「新型コロナウイルス感染拡大による、暮らしや心の変化および旅行に関する意識調査(2021年8月)」の調査結果を発表。1年以内に旅行を予定・検討している人は34.5%。ワクチン接種後の会食や旅行は、「積極的にしたい、している」は8.6%にとどまる。
デイアライブ社、「デジタルに強い観光組織の作り方」をテーマにウェビナー開催、デジタル人材育成のポイントも ―9月8日開催(PR)
自治体やDMO、観光事業者向けにデジタルマーケティング支援をおこなうデイアライブが、2021年9月8日、「デジタルに強い組織の作り方」をテーマとするウェビナーを開催。
世界の旅行者に起きている予約判断の変化、「サステナブル」や「多様性」の旅行に高い意欲、一方で日本は8か国で最下位に
エクスペディア・クループは、コロナ後に向けた旅行への影響を調査。日本を含む世界8カ国約8000人への聞き取りで、旅行に対する価値観が変化している結果に。
世界の旅行系ベンチャー企業、資金調達件数が21%増、買収は5%減に、2021年7月の実績で
大手データ分析のグローバルデータ社によると、今年7月の世界の旅行業界の買収(M&A)、未公開株、ベンチャー企業の資金調達を含めた企業取引の件数は計69件となり、前年同期の74件から6.8%減少。
中小事業者の観光DXの実態とは? デジタル化への「特有の課題」と成功事例から見る「乗り越えた壁」を整理した -トラベルボイス調査レポート(PR)
遅れをとる観光産業のデジタル化。DX推奨が叫ばれる中、トラベルボイスは日本の中小観光事業者の実態から課題、DXに成功した事業者の事例を調査。NECソリューションイノベータとの共同レポートで発表。
2021年上半期のアジア太平洋のホテル稼働率、北東アジアは50%、豪シドニーはロックダウンで7月後半15%に急落
データ分析会社STRは、2021年上半期のアジア太平洋におけるホテル稼働率を調査。中国を含めた北東アジアの2021年上半期の稼働率は50%。再びロックダウンを実施したオーストラリアでは、7月26日から8月1日のシドニーの稼働率が15.6%に落ち込み。
不確実性がさらに増す旅行市場、世界に広がる旅行への慎重な姿勢、「パンデミック以前より海外に行く」は7%止まり
データ分析会社STRは、2021年7月に実施した世界の旅行者の意識調査を公表。パンデミック収束後のレジャー旅行について、より慎重になっている傾向が表れた。「海外旅行に行く可能性は低い」割合が増加。
日本人の国内旅行消費額、昨年比80%増の1兆8000億円も、2019年比では70%減、宿泊旅行単価が低下 ―2021年4月~6月(速報)
2021年4月~6月の日本人国内旅行消費額(速報)は、前年同期比80.1%増の1兆8091億円となった。2019年同期比では69.8%減。一人一回あたり旅行単価は同5.3%増の2万8666円(同21.5%減)に。
【図解】日本人出国者数、2021年7月は4.3万人 -日本政府観光局(速報)
日本政府観光局(JNTO)が発表した7月の日本人出国者数は4.3万人。
【図解】訪日外国人数、東京五輪開催の7月は5.1万人 -日本政府観光局(速報)
日本政府観光局(JNTO)が発表した7月の訪日外国人旅行者数は、5.1万人。
阪急交通社のオンライン販売強化への一手、ウェブ広告で見えた購買行動と社内の意識改革とは?(PR)
オンライン販売の拡大を目指す阪急交通社が、ヤフーとともにウェビナーとウェブ広告の分析に取り組んだ。その経緯と手法、成果とは?
英国で海外旅行ブームが起きるか? 2022年に本格回復の予測、国内旅行の高騰とワクチン接種の加速で
グローバルデータ社が、英国の旅行市場を予測。国内旅行の価格高騰が続いているため、2022年には国内旅行を避ける旅行者が海外旅行に移行か。ワクチン接種が進むことで、国内旅行のメリットが薄れると分析。