行政・自治体・旅行関連団体
国内外の行政・自治体・観光関連団体の観光に関連する最新情報をお届けします。
日本旅行業協会、不正根絶に向けて有識者会議を設置、再発防止策の策定へ、内部通報窓口も
日本旅行業協会が会員会社による一連の不祥事を踏まえ、再発防止策を年度内にとりまとめ。元地検特捜部の弁護士など専門家からなる有識者委員会を設置、指導・助言を仰ぐ。
沖縄県、「エシカル旅行」推進で4つのポイントを整理、沖縄の資産を次世代へ
沖縄県および沖縄観光コンベンションビューローは、新しい沖縄観光のかたちとして「エシカルトラベルオキナワ」を提案。推進していくうえで4つのポイントを整理。「沖縄らしさ」を発展させ、沖縄の資産を次世代へつなぐ。
世界の長距離旅行トレンド、中国人のヨーロッパ旅行予定は10%増、日本人は6市場のうち最低、ゆっくり旅行の「スロートラベル」は4市場で増加
欧州観光委員会(ETC)は、ユーレイル社と共同で、最新の「長距離旅行バロメーター」を発行。日本を含む6市場で欧州への旅行意向を調査した。今後数ヶ月以内に訪問すると回答した日本人は25%。一方、スロートラベルへの関心は高まっていることがわかった。
インバウンド向けに国立公園の観光体験が予約できる新サイト登場、AI活用で23言語、ベルトラが公開
ベルトラが全国34カ所の国立公園や周辺地域で体験できる文化資源やモデルルートを紹介する多言語の情報ポータルサイト「Vivid Japan」を公開した。テレビ国際放送で情報発信も。
観光産業の気候変動対策、各国の観光局が支援の政策ガイダンスを発表、「グラスゴー宣言」の進捗報告で
国連世界観光機関(UNWTO)は、COP28で「グラスゴー宣言」の進捗状況を報告。グローバル気候行動プラットフォームの取り組みのひとつとして「国連気候変動枠組条約(UNFCCC)」に組み込まれた。
マレーシア、入国前にデジタル到着カードの登録を義務化、到着3日前から専用サイトで
マレーシアは、2023年12月1日からマレーシアに入国する全ての外国籍旅客に対して、デジタルアライバルカードの事前登録を義務化。登録は専用サイトでマレーシア到着3日前から可能。
国内の延べ宿泊者数、日本人、外国人ともに2カ月連続でコロナ前水準を超える、外国人は1100万人泊を突破 ―2023年10月(速報値)
2023年10月の延べ宿泊者数は、前年同月比20.6%増の5314万人泊で、2019年同月比では6.2%増。日本人が2019年同月比で3.9%増の4133万人泊、外国人は同15%増の1180万人泊。
札幌・丘珠空港でビジネスジェット利用促進、インバウンド富裕層を道内地域に送客、市とJapanticketが連携
Japanticketと札幌市が、丘珠空港におけるビジネスジェットの利用促進に関する連携協定を締結した。海外富裕層向けにビジネスジェットを利用したツアーを企画し、地域活性化を図る。
世界の海外旅行者数、コロナ前の9割まで回復、北東アジアは半数どまり、通年収益は1.4兆ドル見込み ー2023年1月〜9月
国連世界観光機関(UNWTO)によると、2023年1月~9月の実績は前年同期比38%増の9億7500万人。パンデミック前の87%の水準まで回復。2023年の海外旅行者からの収益は、2019年比93%の1.4兆ドルに達すると見込む。
日本政府観光局、大阪万博の特設サイトを公開、インバウンド向けに多言語で、地方誘客を促進
日本政府観光局が大阪・関西万博の特設サイトを開設。万博のテーマと連動し、日本各地のサステナブル・ツーリズムを旅行者と地域住民の交流拡大の観点から発信していく。
映画「翔んで埼玉」の滋賀県ロケ地ツアー発売、「琵琶湖の水を本当に止めたらどうなるか」を国交省が解説
日本旅行が映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛を込めて~」のロケ地を巡るツアーを発売した。京都駅発着の日帰りバスツアーで、滋賀県も全面協力。
タイ政府、主要観光地でナイトクラブや娯楽施設の営業時間を延長へ、観光客の呼び込み狙う
タイ政府は、ナイトクラブや娯楽施設の営業時間を延長する規制緩和を発表。主要観光地で娯楽施設、クラブ、カラオケバーなどは、これまでより2時間延長し、午前4時まで営業を許可。
航空局関連の補正予算2023、空港整備に46億2200万円、新千歳空港の誘導路複線化や羽田空港の滑走路改良など
一般会計総額13兆1992億円となる2023年度補正予算が成立。国土交通省に配分される事業費は5兆9815億円。このうち、航空局関係補正予算は46億2200万円。
兵庫県姫路市、姫路城ライトアップと連動するイルミネーション、世界遺産登録30周年で
兵庫県姫路市は2023年11月22日~2024年2月29日の100日間、姫路駅前から姫路城前までの大手町通りをイルミネーションで彩る。姫路城の世界遺産登録30周年を契機に実施するもの。
米国入国手続きの簡略化プログラムを本格稼働へ、観光・ビジネスの相互交流をさらに促進、2024年は「日米観光交流年」に
日本と米国は、2024年を「日米観光交流年」とする協力覚書に署名。コロナ禍で落ち込んだ日米双方向の観光およびビジネスの交流をさらに促進。日本からのアウトバウンドでは第2位(長距離市場)まで戻していきたい考え。
横浜コンベンションビューロー、渋谷と共同で海外からのビジネス客誘致へ、「禅」をテーマにモニターツアー
横浜と渋谷が、海外からのビジネス客誘致を目指し、共同で禅“ZEN”テーマにモニターツアーを実施した。三溪園や日本画の専門美術館の貸し切りや禅体験など。両エリアの魅力を組み合わせた。
旅行・観光業における「脱炭素ロードマップ」、東京観光財団とJTB総合研究所が共同で考察
東京観光財団とJTB総合研究所は、旅行・観光業における「脱炭素ロードマップ」をテーマにした共同研究を実施。航空、宿泊、ツアーオペレーターを含む主要な5業種のための脱炭素ロードマップや必要な具体的アクションを提示。
国連 、観光での気候変動対策として資金調達の枠組み構築、CO2排出削減と収益性の両立へ
国連世界観光機関 (UNWTO) は、観光分野における気候変動対策への資金提供を強化する「UN NetZero Facility and Re-PLANET Capital Fund」を立ち上げ。観光での環境対策を進めつつ収益性を上げる金融ガバナンスを促進していく。
中国政府、フランスやドイツなど6カ国を対象にビザ免除、観光促進と国際線の復便狙う
ロイター通信よると、中国政府は、観光促進を目的として、2023年12月1日から2024年11月30日まで、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、マレーシアからの旅行者に対して、ビザを一時的に免除。
北海道清水町が推進する「まちまるごとホテル」、町長が率先して自宅の部屋を提供する民泊に泊まって、その可能性を探ってみた
北海道清水町は「まちまるごとホテル」を実現することで、地域経済を活性化させようとしている。阿部町長自らエアビーのホストを務めるなど、全国でも先進的な取り組みを進めている。