行政・自治体・旅行関連団体
国内外の行政・自治体・観光関連団体の観光に関連する最新情報をお届けします。
福井県三國湊で開業した「町まるごとオーベルジュ」、NTT西日本らが推進する地方創生、その取り組みを取材した
福井県三國湊に「オーベルジュほまち三國湊」が開業した。手がけるのはNTT西日本を中心とする「Actibaseふくい」。NTTが観光による地方創生事業を展開する背景とは?北陸新幹線延伸を機会に新たな観光まちづくりに挑む。
日本観光振興協会、観光の価値向上に向けて提言、人手不足や需要分散化、能登の観光復興も盛り込む
日本観光振興協会は、国土交通大臣宛てに「観光の価値向上と持続可能な観光産業に向けて」とする提言を提出。観光産業における人手不足やオーバーツーリズムなどの課題解決などのほか、能登半島地震に関する観光復興支援も盛り込む。
観光庁、「北陸応援割」の概要公表、訪日旅行者も対象、GW前まで、開始時期は未定
観光庁は、能登半島地震の影響を受ける北陸地域への観光需要の喚起を図る「北陸応援割」について、その内容を公表。実施時期は未定。決まり次第、4県のそれぞれのウェブサイトで発表する。
日本旅行業協会、「JATAビジネスマッチング」サイトをオープン、会員間でサービスの紹介・募集が可能に
日本旅行業協会(JATA)は、JATA会員の間で商品やサービスの紹介・募集を可能とする「JATAビジネスマッチングサイト」を2月13日にオープン。マッチングによる新たなビジネス機会の創出に期待。
ウーバー、石川県加賀市のライドシェアをアプリで支援、自治体との連携は全国初、ドライバー不足解消に一役
ウーバー・ジャパンは、石川県加賀市が開始する「加賀市版ライドシェア」の導入を支援。ウーバーアプリが導入される。ウーバーが自治体とともに一般ドライバー・自家用車による運送サービスを行うのは全国初。ドライバー不足解消に期待。
富山県、宿泊客を対象に県独自の「応援クーポン」を電子発行、旅行自粛の払拭へ、「北陸応援割」とともに
富山県が観光回復へ需要喚起キャンペーン。「北陸応援割」に加えて独自に宿泊客向けの「応援クーポン」も実施。
名古屋鉄道、広見線で復刻塗装列車を運行、沿線の観光活性化コンテンツに
名古屋鉄道は2024年3月2日から、広見線(新可児駅~御嵩駅間)を走行する6000系ワンマン車両に、復刻塗装を施して運行する。「いもむし」の愛称で親しまれた車両で、沿線市町の観光活性化のコンテンツとしても活用。
沖縄・本部町、EVタクシー活用したインバウンド向け実証事業、NFTスタンプラリーも
沖縄で2024年2月から、EVタクシーを活用したインバウンド向けサ観光の実証実験「Motobu Story Quest」。EV導入による脱炭素の取り組みとともに、移動手段不足の解消を目指す。
石川県加賀エリア、北陸新幹線の延伸開業に向けて記念イベントを続々、東京タワーのライトアップも
石川県加賀エリアは、2024年3月16日の北陸新幹線金沢/敦賀間の開業に向けて、地域の魅力を伝える様々なイベントを開催する。「TOCHI-DOCHI 東京駅八重洲口店」で物産展を開催するほか、2月5日には東京タワーが小松市をイメージしたカラーで点灯した。
宿泊施設の宿泊者数、12月の外国人はコロナ前比32%増、日本人は4%増、稼働率は約6割の水準 ―2023年12月(速報値)
2023年12月(第1次速報)の延べ宿泊者数は、前年同月比9.4%増の5149万人泊。外国人は同32.2%増の1214万人泊。2023年11月の外国人延べ宿泊者数は1189万人で11月としては調査開始以来最高を記録した。
日本旅行業協会、インバウンド受入れの意識調査を実施、拡大に向けた課題抽出を目的に
日本旅行業協会(JATA)は、「2023年度第2回インバウンド旅客受入拡大に向けた意識調査」を実施。課題抽出が目的。観光関連事業者、自治体、DMO、DMC、観光協会、非営利活動法人、営利活動法人などを対象に2024年2月1日~21日に。
さっぽろ雪まつり期間に、雪像を「自分で作る」体験発売、本格的2m雪像作り&ジンギスカン昼食で15万円
さっぽろ雪まつりが開催される2024年2月4~11日の期間中、さっぽろ羊ヶ丘展望台で雪像を「見る」だけでなく、「自分で作る」楽しむ体験。訪日客に新たな提案。
熱海市、「昭和モデルの観光」から脱却、平日の企業研修などビジネス誘客を推進、協業するJTBとの意見交換会を聞いてきた
熱海市は、JTBとともに熱海へのビジネス利用誘客に向けた取り組みを強化。意見交換会で現状認識を共有、今後に向けたアイデアを議論した。熱海市としては、ビジネス利用客の誘致で、需要の分散化と平準化を進めていきたい考えだ。
北海道観光振興機構、「旅先納税」導入で周遊観光を促進、札幌市など11市町村で、その場で使える共通商品券
北海道観光振興機構(HTO)は、さっぽろ連携中枢都市圏内の11市町村でギフティのデジタルプラットフォーム「e街プラットフォーム」を採用し、共通返礼品として電子商品券「さっぽろ圏e旅ギフト」を発行開始。広域DMOの採用は「海の京都」に次いで2件目。
スポーツ文化観光アワード2023、今治市など受賞7団体を発表、「地域文化×スポーツ」で国内観光の活性化
スポーツ庁、文化庁、観光庁が「スポーツ文化ツーリズムアワード2023」の受賞7団体を発表。スポーツや文化芸術資源の融合で地域の魅力を国内外に発信し、インバウンドや国内観光の活性化を図る「スポーツ文化ツーリズム」を推進。
JR東日本、NTTら、AI推薦の旅体験の有効性を実証、行動変容や地域ファン創出を調査
JR東日本とNTTコムウェア、ビーマップ社は2024年2月、AIレコメンドによる観光客の行動変容を促す実証実験を岩手県盛岡市で実施する。盛岡の観光ナビサイト「もりおかめくり」で検証。
世界遺産マチュピチュで観光客が足止め、新たな電子チケット販売方法めぐり抗議活動が激化
ロイター通信によると、ペルーの世界的観光地マチュピチュで、電子チケットの新システム導入に端を発した地元の抗議活動が激化。ペルー政府は、マチュピチュへの訪問者数を管理するため、新たな電子チケット販売プラットフォームを導入していた。
中国政府、日本人旅行者へのビザ免除再開を検討開始、日本政府に相互往来の協力も求める
ロイター通信によると、中国外務省は2024年1月29日、中国を訪れる日本人旅行者に対するビザ免除の再開について、「真剣に」検討を始めたことを明らかに。日本政府にも訪日中国人ビザへの対応を求める。
能登半島地震の観光支援「北陸応援割」、2泊ツアーで1人最大3万円引き、複数県周遊は3.5万円引きに
被災地域における一泊以上の旅行・宿泊商品を対象に旅行・宿泊料金を支援する「北陸応援割」の詳細が明らかに。1泊は2万円、2泊以上が3万円、複数県での周遊型旅行商品が3.5万円の割引に。
政府、能登半島地震の観光支援で「北陸応援割」、ふるさと納税の活用や事業者の復旧への支援も
政府は、能登半島地震の被災者を支援する緊急対応策として「被災者の生活と生業支援のためのパッケージ」を取りまとめ。観光復興では「北陸応援割」、能登ではさらに手厚い旅行需要喚起策を検討。朝市の再生も。